【言いたいことがあるのに英語にできない!!を卒業しよう】〜あなたの英会話の悩みはどれ?〜

脱暗記、自分で英作文しよう

前回の記事で、学習者の悩みを見てきました。今回はその悩みをさらに深掘りして、改善策も考えていきます。

この記事では「いいたいことをがあるのに英語にできない・・・」について解説します。

もし、英語を話したいけど、英語への変換の仕方がわからない、工夫するとは言ってもどう工夫したらいいのかわからない、という方はぜひ自分のものにしてくださいね:)

「いいたいことを英語で言えない」を卒業したい!

英会話を学ぶ理由で一番多いのがこの悩み。前回の内容をまとめてみます。

・英訳の仕方がわからない:そもそもどうやって英語にするのかがよくわかっていない状態です。

・文法がわからない:文法のさらにどの部分がわからないのかを把握する必要があります。

・単語がわからない:知らない単語はもちろん使えませんよね。

・相手に伝わらない:これにもいくつか理由があります。伝わる文章になっていないとか、カタカナ英語の単語を使って伝わらないのか、それとも発音のせいなのか、といったことが挙げられます。

 

英訳の仕方がわからない

そもそもどうやって英語にするのかがよくわからない人は多いでしょう。ここの解説のために、まず英語という言語を見ていきます。

英語は単語を並べてそれを表現しますが、単語の位置によって働きが変わります。5文型というやつですね。SVOとかSVOCとかです。これが英語の基礎。

次に、この単語の並べ方と5文型を意識して言いたいことを表現していきます。

例えばSVC、「わたしは学生です」という文章で考えます。

この文章ではわたし=学生が成り立つのでSVC(S=Cが成り立つ時に使う5文型)になるなと考えればいいんです。

英訳の基礎として

5文型を意識=言いたい内容の特徴を考え、それにあう5文型を選ぶ

ことを覚えておいてください。

知識はあるよという人なら、「大雨で仕事に遅れてしまった」という文章を考える時に、関係性を考えると知っているけど使えない単語をここで使えるようになります。

おそらく最初に思いつくのはI am late because it was rainy so much.とか、そんな文章になるでしょう。

ここで、このように考えてください。

大雨とわたしの関係性です。大雨のせいで自分が遅刻した、という関係が成り立つので、この関係を表すmakeを使ったSVOC(SがOをCの状態にV)の文型を使うのです。

The heavy rain made me late.

文章の構造を考え、登場人物と何が何をどうしているのか。言いたい文章に合わせて変えてくださいね。

文法がわからない

「英語を話せない」の他の内容も見ていきます。ここでは「文法がわからない」にフォーカスします。

先ほどの例で言うと、大雨とわたしの関係を表せるmakeを使ったSVOCの文法をがわからない、知らないときに困ってしまうと言うことですね。

普段英語を話してみようと言う時に、文法の、さらに何で困っているのかを観察しなければ改善しません。

I study English.しか言えないけど、本当は「朝9時に図書館で友達とコーヒーを飲みながら」という内容を言いたい。ここであるあるなのが、「飲みながら」ってなんて言うんだろう・・と考えていまうこと。さてここで質問です、「〜ってなんて言うんだろう」と思っている間、何を考えていますか?多くは「〜ながら」という単語を探すのだと思いますが、知らなければいくら探しても出てきません。つまり、頭を働かせているようで何も考えていないのと同じです。

次の項の話にも通じますが、「なんて言うんだろう」と考えることは正直ムダです。「英語でなんていうのか」ではなく「どう表現したら相手に伝わるか」という工夫を考える必要があります。

「飲みながら」がわからないから、「I study English and I drink coffee.」で表現すれば相手に伝わりそうだと思いませんか?

自分の知識の範囲内で「どうやって相手に伝えようか」を考えるようにしてください。

 

単語がわからない

知らない単語は当然使えるわけがありません。前の項の話の通り、知らない単語だと思ったら「知っている単語を文法で」相手に伝えることを意識するようにしてください。というのも、英会話中に知らない単語を全部、調べますか?調べて覚えられますか?使い方は発音もその瞬間に覚えられますか?答えがNoであれば、今ある知識を使って英作文してください。

中学レベルの単語力は前提ですが、単語がわからないから話せないのではなく『知っている単語を使えないから』話せないということを覚えておいてください。これができない人は、いくら勉強して知識が増えたところでその知識を使えないので、英会話というアウトプットは成長しません。

ではどう考えたらいい?

英会話中の英作文のポイントは、一言でまとめると『基本の文型を使って工夫して表現する』。

とはいえぱっとそれができるようにはなりませんし、知識がまだ定着していない人もいるでしょう。逆に知識がある人も意外な落とし穴にはまることもあります。

そこで、100人以上を指導してきてわかった、意識すれば英文にできる方法『英会話の公式』を次回以降の投稿で解説していきます。この投稿の前に、前回の内容のリスニングなどの原因いついてもまとめていきますね。

 

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