前置詞のイメージと考え方
前置詞が必要なことがわかったところで・・・
どの前置詞を使うの?という問題が出てきます。
ズバリ、次につなげたい単語の意味によって変わります。
I go to Osaka.という文章で考えていきます。
Osakaという単語は、goの目的地ですよね。目的地を表す前置詞がtoなので、いつもgo to 場所という単語がセットなんですね。
しかし!go there,come hereという場合は前置詞がいりません。
なぜでしょうか?こう考えてください。goの次に来る単語がtoの意味を含んでいるんです。
thereという単語がtoの意味を持っているので、toをつけると二重の意味になってしまいます。同じ理由で他の二つもtoが入りません。ちなみにthereなどは副詞といいます。
I go to Osaka.の文章に戻ります。
ここで、toではなくatを使うとどうなるでしょうか。
I go at Osaka.
となります。atはよくどんな情報を付け足しますか?
そう、場所を表すときに使われやすいですよね。
このat、点のイメージなので、その地点で〜をすると言いたいときに使われます。
ということは、「わたしはgoする、大阪という場所で」という日本語訳になります。大阪という単語が、goの目的地ではなく、goという動作をする地点(場所)になってしまいますね。なんだかよくわからない感じになってしまいます。つまり大阪にすでにいて、大阪でその動作をするわけですから。
このように、前置詞には核となるイメージがあり、そのイメージで表せる状況であればそれを使うんです。今回ですと、ピンポイントな場所を表すには、点のイメージを持っているat、goの目的地を言いたいなら、矢印のイメージのtoです。前置詞のイメージについてもいずれお話しします!
〜補足〜
接着剤となる単語や文法は他にもあります。
名詞をつなげるのが前置詞だとすると
動詞をつなげるのが不定詞
文章をつなげるのが接続詞です。
他に関係詞も接着剤の働きをします。気になったら調べていただくか、このブログでもいつか解説したいなと思います!
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