5文型のメインの解説をしたところで、他の知識と関連させて、知識と知識を線で結んでいきましょう。

自動詞と他動詞、前置詞の関係

自動詞と他動詞という言葉を聞いたことがありますか?

言葉自体知らなくても、このように思ったことはありませんか?

動詞の後にtoがいるものやatがいるもの、inとかと一緒になる動詞とそうでない動詞が見分けられない・・・

to at inなどは前置詞と呼ばれます。これも自動詞と他動詞、また5文型に関わってきます。

自動詞は主語が「自ら勝手に」その動作をする、と考えてください。

例えば、太陽は誰かが持ち上げている訳ではなく、勝手に東からのぼりますよね。

「あがる」のであって誰かが太陽を「持ち上げる」のではないという点に注目です。

これが自動詞。

他動詞は「他のもの」に働きかける動詞です。

例えば「食べる」という動詞は、自分以外に食べるものが必要ですよね。

つまりSVOの文章で使う動詞は、他動詞といえます。

比較すると、主語だけで成り立つ動作は自動詞、主語だけでは成り立たない動詞が他動詞、といえば分かりやすいでしょうか。

 

自動詞と他動詞の文型

さて、英語はSVCとかSVOの順番で単語が並んでいますが、自動詞はCもOもいらないことになりますよね。

だって主語が何かの動作をする、だけで成り立ちますから。

The sun rises.

これだけで文章になります。これは5文型の中の一つ、SVです。第一文型です。

ではこの文章は?

The sun rises in the east.

SV…?はい、そうです。SVです。in the eastのような文型に要素としてカウントしないものは、 SVOCのどれでもないので、今回の文章はSV、第一文型の扱いです。

この文章はどうでしょうか。

I went to Osaka.

これも第一文型です。Goという動作は主語のIだけでできる動作です。

となると、I wentだけで文章が終わってしまいます。この時、wentの目的地を言いたいですよね。そこで前置詞というものが必要になります。

前置詞は、文章の後に情報を付け足す単語と覚えておいてください。

今回のtoが、目的地を表す前置詞ですので、よくgoと一緒に使われるわけですね。Osakaという目的地ですよという情報をtoが表しています。

そしてもう一つ、前置詞は接着剤の役割をしています。

SVはこれ以上本来は単語をつなげることができません。ですがここに、前置詞や接続詞という単語を使えば、付け足すことができるんです。

電車を想像してみてください。トーマスでもいいです。これらの車両はどうやってつながっていますか?人が乗れる箱だけではいけませんよね。その箱(車両)を繋げるための連結するものが必要です。その連結するパーツが、英語で言うと前置詞なんです。

イメージにすると、こんな感じでしょうか。

SVO+その他{前置詞(接着剤) と名詞}

例文です。

I study English/at the cafe/in the morning/when it is raining.

5文型の骨格に他の情報を、接着剤の単語で繋げていくんですね。

 

 

 

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