【文法知識、整理できてる?】〜toは二つあんねん〜

to~って、「〜へ、〜に」だと思ってない?

学校で習った文法たち。何が何だか説明できますか?

「〜へ」っていう時はto,「〜している」はing…みたいに覚えていませんか?

もし当てはまっているなら要注意!なぜならかならずしもそうとは限らないから。

go to ~という時は「〜へ」と訳してもいいけど、go to cafe to studyの時にtoが二つ出てきます。うしろのtoは何?と思いましたよね?「〜に」って訳したら変ですから(こちらのtoは不定詞と言いますが、次回以降の記事で取り扱います)。他にもthe train bound for Tokyoなどになると「東京方面へ行く電車」という日本語訳になり、toじゃないの?と思いますよね。

このように同じ単語でもうしろに名詞が来たり動詞が来たり、違う単語なのに同じ日本語訳になったり・・・文法を整理していないと何が何だかわからなくなってしまいます。また知ってるけどどう使うの?いつ使うの?という知識もたくさんあるはず。

ということでこの記事では、英語の文の作りのおさらいと文法たちの整頓をしていきます!細かい文法は次回以降取り扱いますね。英文の作りを理解して、細かい文法と組み合わせれば怖いもの無し!

英文の作り

英語の文章はどんな作りになっているか答えられますか?

それは 5文型+その他 です!

5文型はSV~SVOCの、合計5パターンの英文の形です。どんなに長くてもどれかに属しています。

この5文型は、文章の結論だと思ってください。

誰が 何を どうした

基本がこの情報たちで、文章の骨格であり一番言いたい内容です。

これに、これ以外の情報がくっついてなが〜〜い文章が出来上がっているんです。

The survey saw 1.5% of male students and 2.0% of female students admitting to having used over-the-counter drugs for the purpose of “feeling high or changing their mood” and taking more than the prescribed doses or for purposes other than what the medications are meant to treat.

(Japan Timesより引用)

(引用元:https://www.japantimes.co.jp/news/2025/08/13/japan/science-health/over-the-counter-drug-middle-school/)

これで一文!長い!ですがどこで切れているかが分かれば怖くありません。

まず文の結論SVOCまでの部分。

この文章はSVOで

The survey saw 1.5% of male students and 2.0% of female students

この部分ですね。

S(主語):The survey

V(動詞):saw

O(目的語):1.5% of male students and 2.0% of female students

これ以外は付け足しの要素です。

逆に言えば、SVさえ並べてしまえば文章で英語を話していると言えます。

このように、骨格となる5文型にいろいろ付け足していくのが英文の作りだと思ってください。

その他の要素

前項目の5文型の後ろに繋がるのが、SVOCどれでもない「その他」になります。

このその他の情報には、いつ、どこでなどの情報が含まれます。結論以外の、その文章の中になくても「文が成り立つ要素」ですね。

わたしはコーヒーをカフェで飲んだ。

という文章で、「カフェで」という情報がなくても文は成り立ちますよね。こういった要素のことをここでは「その他の情報」と呼んでいきます。

さて、日本語でこう聞いたらどう思いますか?

「わたし 行く 京都」

京都に行くんだなということがわかりますが、これだと単語を並べただけですよね。

わたし「は」京都「に」行く

のように、単語と単語を繋ぐことばで、「京都」が「目的地」であることを表す単語が必要です。

日本語では「助詞」と呼ばれる文字たちですね。

でもこれ、逆になると・・・

わたし「に」京都「は」行く

京都が行っちゃってますよね・・・

このように助詞というのは偉大な働きをしてるのです。

日本語の助詞にあたる役割をしてくれるのが、英語では「前置詞」や「不定詞」「接続詞」といった皆様なんです。(他にも分詞とかいろいろありますが・・・詳しくはまた今度。)

先ほどの引用文をもう一度見てみます。

The survey saw 1.5% of male students and 2.0% of female students admitting to having used over-the-counter drugs for the purpose of “feeling high or changing their mood” and taking more than the prescribed doses or for purposes other than what the medications are meant to treat.

これを分けていくと

The survey saw 1.5% of male students and 2.0% of female students(ここまでがSVO)

admitting to [having used over-the-counter drugs

for the purpose of “feeling high or changing their mood”]

and [taking more than the prescribed doses

or for purposes other than what the medications are meant to treat.]

区切りすぎると多くなってしまうのでやや大きめの塊にしてみました。

この区切った先頭にあるforadmittingなどの単語がその他の情報をくっつけてくれる文法です。

これがないとただの単語のられつになってしまいます。forなどの前置詞や、~ingなどの文法のおかげで日本語の助詞のような意味が追加されるんですね。

日本語と英語の違い

もう一つここで言いたいのが、前置詞や接続詞によってうしろに情報が足されているという点です。

日本語では、誰が何をいつどこでどうする、の順序で話します。英語では誰がどうする何をいつどこで、の順序になります。

英語は結論が先、他の情報は後。

この他の情報をくっつけるための文法が前置詞や接続詞など、習ったはずだけどよく分かっていない、実践で使えない皆様なんですね。

まとめ

英文の作り

5文型

SV~SVOC(=結論) + その他の情報

その他の情報を付け足すのに 前置詞 接続詞 などが必要。

 

次回以降、前置詞や接続詞について深く話したいなと思っています!ぜひ、知っているけどバラバラな知識を線で繋げてまとめていきましょう!それがどんな文法なのかが分かれば実践で使える知識になります。

 

 

 

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